セルフゴックスは仮想通貨ならではの自損事故

仮想通貨投資をしていると、最初はいろいろ失敗もあるかと思います。
そんな失敗のなかで、仮想通貨ならではの失敗があります。

 

それは、セルフゴックスと呼ばれるものです。
仮想通貨用語に、ゴックスという言葉があります。

 

ゴックスとは仮想通貨を盗難されるなどして紛失することをいいます。
言葉の由来は、以前にマウントゴックスという取引所で盗難事件があり大量のコインが盗まれてしまったのが始まりです。

 

セルフゴックスとは文字通り、自分で無くしてしまうことです。
自動車の運転では単独事故のようなものです。

 

サッカーの試合ではオウンゴールのようなものかもしれません。
いずれにせよ、これは悔しいものです。

 

 

 

 

他人に盗まれることもさることながら、自分の不注意から大切なコインを失ってしまうのはツライものです。

 

そんなセルフゴックス。

 

実際どんな時に起きてしまうのでしょう。
よくありがちなセルフゴックスの例を3つあげてみたいとおもいます。

 

セルフゴックスの事例

 

誤送金

 

まず、セルフゴックスの代表的なものに誤送金があります。
仮想通貨をどこか他の場所に送ろうとしたときに無くしてしまうことがあります。

 

仮想通貨を送金する際は、送金先のアドレスに送るのですが、そのアドレスを間違えて送ると無くなってしまうのです。
仮想通貨を送金する際に怖いのは、やり直しがきかないことです。

 

間違えて送ったら最後、永遠に戻ってくることはありません。
なので、送金の際は充分に注意が必要です。

 

秘密鍵の紛失

 

つぎに、ウォレットの秘密鍵の紛失によりセルフゴックスしてしまうなんていうこともあります。
ウォレットには開け閉めする秘密鍵というものがあるのですが、これがわからなくなるとウォレットを開けることができなくなってしまいます。

 

秘密鍵を紙などに記録するなどして無くさないように、またそれを他の誰かに見られないように注意しましょう。

 

ハードウォレットの紛失や故障など

 

そして、ハードウォレットでのセルフゴックスにも注意が必要です。
ハードウォレットはインターネット回線から切り離されているので最も盗難にあう確率が低いといわれています。

 

しかし、管理する本人が無くしてしまったり、壊してしまったら終わりです。
ハードウォレットは安全といわれていますが、自分でしっかりと管理していかなければなりません。