レバレッジ取引の危険な誘惑
仮想通貨を始めると、いろんな用語に接することになります。
そんな様々な言葉の中にレバレッジ取引というものがあります。
聞いたことがある。
という人もいるのではないでしょうか。
このレバレッジ取引とはどのようなものなのでしょう。
レバレッジ取引とは、自分が投資しようとしているお金の数倍の額の取引を可能にするものです。
例えば、投資資金を1万円持っているとした場合。
3倍のレバレッジを利かせれば3万円の取引が可能になります。
えー!
それなら断然お得じゃん。
と思うひともいるかもしれませんね。
たしかに自己資金の数倍の取引ができるならお得に思いますよね。
しかし、このレバレッジ取引というものはとてもリスクが高いということを心得ていなければなりません。
レバレッジ取引は、買ったときの価格より値上がりしている時は問題ありません。
価格上昇時はもうウハウハ状態です。
始めたばかりの人なら気分も舞い上がってしまうことでしょう。
しかし、仮想通貨は突然値下がりすることも大いにあります。
買値を下回り、ある一定の価格より下がってしまうと自分のコインが没収されてしまいます。
これをロスカットといいます。
このように、レバレッジ取引ではコイン消失の危険と引き換えに数倍の取引を可能にしているのです。
なのでとてもハイリスクな取引になります。
そのかわりリターンが大きくなるハイリスクハイリターンなものなんですね。
なので初心者は手を出さないのが無難です。
でも、ちゃんと値動きを常に気にして注意していれば大丈夫なんじゃないの?
と考えたくなる人もいると思います。
危険と引き換えにしてでも数倍のレバレッジを利かせて儲けたい。
気持ちはとても分かります。
しかし、このレバレッジ取引(特に高い倍率のハイレバレッジ)は上級者でも負けることが多いのです。
このように危険な一面を持つレバレッジ取引ですが、レバレッジの倍率を低く設定した取引なら資産を増やす有効な手段になることもあります。
レバレッジ取引をするには倍率を低くして行うのがコツです。
くれぐれもハイレバレッジの甘い誘惑にはご注意を。